日下勉

東京の女の日下勉のレビュー・感想・評価

東京の女(1933年製作の映画)
3.0
昼はタイピストとして働く姉と学生の弟の仲の良い姉弟。しかし姉は仕事終わりの後、大学教授の翻訳を手伝うと偽り夜の顔を持つ女だった。それを知った弟は、、、
47分の短い時間で無理やり作った感ありあり。んな事で自ら命を断つようにまったく見えない江川宇礼雄とか、こんなことでわざわざ新聞記者が特ダネを取りに来るとか、なかなか苦しい物語運び。
それでもヤカンや時計の奇妙な写し方は面白かった。田中絹代がキュートだったのと、ノンクレジットの新聞記者役の笠智衆がなかなかのイケメン。
日下勉

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