こんな短い時間に、サイレント映画なのに
ぎゅっと凝縮されててさすが小津映画!
原作にエルンストシュワルツとか書いてあるけど、本当は存在しない人とか、その辺も面白い。
小津映画といえば、当時の女性が目…
狭い室内でアクションつなぎで細かくカットを刻む神業。一方で物や無言の風景ショットも雄弁。寒い屋内では会話で漏れる息が白く、ストーブや火鉢の上のヤカンからは湯気がたちのぼる。田中がウレオの消息を電話で…
>>続きを読むマルシアーノは芝居を越えて本当の岡田嘉子を懲罰しているのだと言っていたと記憶するが(間違ってる可能性あり)、そうかな?岡田嘉子の引眉が眉頭部分は平行眉に近くなっていて、眉根を寄せているように見える様…
>>続きを読む大学に通う弟のために、昼はタイピスト、夜は教授の手伝いと、一生懸命に働く姉。弟にとっても自慢の姉だった。しかし、彼は姉が実は"夜の仕事"をしているという噂を聞いてしまう。一晩中悩み、葛藤した彼が取っ…
>>続きを読む小津安二郎作品
かつ戦時中のサイレント邦画
ただ自分が観た版がト書にナレーションがついてしまったが
まあそれはそれで
50分弱と現代の映画としては短尺だが
当時の作品群はどうだったのか
その短…
小津安二郎サイレント映画。配信で視聴したものは台詞とト書きのカットタイトルが音読される音声(風吹ジュン&佐野史郎)と劇伴(E.サティのジムノペディ)の入ったサウンド版風。原作エルンスト・シュワルツ…
>>続きを読むサイレントながら、ローアングルに切り返しの会話シーンとスタイルは既に小津映画となっている。
ストーリーは「東京の宿」や「東京暮色」以上に悲惨で救いが無い。
岡田嘉子は「東京の宿」より印象に残る好演。…
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