えりみ

県警対組織暴力のえりみのレビュー・感想・評価

県警対組織暴力(1975年製作の映画)
4.5
WOWOW録画。
『孤狼の血』が公開された時によく名前が挙がっていた映画、ということで気になってた作品。
確かに『仁義なき戦い』大ヒットの後に作られた実録路線の集大成って感じ。お話自体はフィクションの要素が強いっていうけど、まあお上の手前そういうしかないよねぇ🚬
作られた時代が違うからしゃあないけどやっぱり『孤狼の血』より数段エグいw
タイトルはVSながら、警察もやくざもどっちもどっち😟という内容。
仁義なき~のヒットで広島県警から睨まれ架空の都市になってはいるが、梅宮辰夫以外はめっちゃ広島弁でまくし立てるし倉敷が舞台と思われる。
昭和38年スタートで始まるが、物語は昭和32年から40年まで。まだ生まれてないわ😅
ギラギラしたヤクザ松方弘樹の旗を振るマル暴刑事菅原文太。
男が漢に惚れるってやつねぇ、結局…ていうストーリー展開がイイ♪
松方さんのラブシーンがとにかく強烈😲AVでも見たことないで、あんな激しいバックスタイル🤭
東京から来たエリート警察官に梅宮辰夫。31歳の設定って聞いた時の衝撃たるや😲。頭も切れるが腕っぷしも強い、柔道技を披露。
他にも仁義なきシリーズの役者が勢ぞろい。
成田三樹夫の見せ場が少なくて残念。
金子信雄は仁義なき~と変わらずやらしい役どころ。
松方さんに心酔する一の子分はやっぱり室田日出男😊
室田日出男の幼馴染みがこれまた警官のイメージの無い山城新伍。
後に見せ場あり。
川谷拓三が取調室でシバかれる伝説のシーンは確かに凄い。
本人の希望とはいえ、2人がかりで裸にむいてホンマにどついてる😱😨
菅原文太(役名が久能徳松ってまた仁義なき~を文字ってる)が梅宮辰夫に「あんたも闇米食うて育ったんやろう~」云う台詞が時代を感じさせる、好きやけど。
2時間以上かかるかと思うような内容を100分にまとめてるの凄い。
えりみ

えりみ