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GONINのSTKNのネタバレレビュー・内容・結末

GONIN(1995年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

石井隆監督作を始めてみたのは”ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う”を劇場で。その後DVDで”ヌードの夜”を観た。”愛は〜”も面白いんだけど”ヌードの夜”の方が好きです。両作品とも、俗世と狂気の狭間を右往左往する竹中直人が◎。あと椎名桔平。
GONINも桔平ちゃん◎。あとビートたけし。存在感凄い。
GONINは、ビートたけし×木村一八 佐藤浩市×本木雅弘 の絡みが観れるので腐女子歓喜です。



2010年、石井隆監督作”ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う”という映画が某映画評論ラジオで紹介されて気になり、たまたま市内の映画館でレイトショー上映していたので観にいった。
館内には十数人いるかいないかの人の中に、某ちっくんさんがいた。
当時、顔は知っていたけど俺は一度も喋った事がない人だった。もちろん氏とて同じ事で喋った事もないし恐らく俺の顔すらぼんやりと見た事がある程度だったと思う。入り口近くのだいぶ前の席に座っていた氏。入ったとたんに目が合ってしまいお互いに”こんなマイナーな映画をなんで観にきた?”というような顔をしてなんとなくお互い会釈。
上映後、いくら人見知りな俺でも無視して帰るのもどうかと思って映画館出口までお互いの感想を当たり障りなく喋ったりして(この映画は佐藤寛子の激しい濡れ場やヌードになるというのも話題だった。なので「俺は佐藤寛子のおっぱい見にきたんだ」と当時初対面の俺にも安定のチノ節)その流れでGONINも面白いよと薦められる。
確か「ヌードの夜〜」上映時期は冬少し前、木枯らし拭く館外にでると「おぉ、寒いな。じゃあ、俺はこれで」と一言残し閑散とした駐車場の暗闇へと去っていく氏。その上下真っ黒な服を着た巨躯の後ろ姿に”ヌードの夜”の世界観に近いからず遠からずなフィルム・ノワールを感じたレイトショーの思い出でしたとさ
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