結構昔に公開された作品だけど、既に「ロック=古い」と表現されていて、
今あらためて観るとジャックブラックの「夢にすがるだけのダメ大人」感は時代の流れも加味されて更に破壊力を増しているような気がした。
そんな大人と、私立小のすました子供達とが出会うもんだから、そしてその子達が嬉しそうに成長していくもんだから、
寝かせれば寝かせるほど、ロックが古くなれば古くなるほど、この作品の味わいはますます深くなるんだろうなーと、
少年時代にロックに脳を焼かれた昭和生まれの映画好きとしては思うのであります。
親子で観てもホント楽しい映画。