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あしたの私のつくり方のktyのレビュー・感想・評価

あしたの私のつくり方(2007年製作の映画)
3.5
市川準三作目。15年前のあどけない前田敦子と、目力で観客を惹き付ける成海璃子の貫禄すら感じる多感な女子の心の揺れが、懐かしのガラ携の多用と映画内小説の二重構造で炙り出すのは十代の不安定さか?

イジメられないように演じる自分と、本当の自分の間の余白を成海璃子の強い眼差しが問いかけようとするのは葛藤なのか虚しさなのか、それを観客に委ねる姿勢が好ましい。😊
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