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コトリはヒナへのメールを通して寿梨自身がなりたかった自分と向き合い、それと今の自分との乖離を感じながらもその葛藤を乗り越える術を身につけたと思う。最後のシーンから、こんな自分は嫌だという気持ちだけで…
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この手の映画が困るのは「これが2007年当時の中高生の感覚なのか?」と考えるとそうでもなくて、まず原作者真戸香は書いた時点で30才であり、監督の市川準は撮った翌年に59才で他界している。
この二人…
個性という特色を見出されると排除されるのは幼少期を生き抜くために植え付けられる処世術なのかな。
10代を難なくこなすために、平々凡々と何事も起きないように過ごさなきゃならない。
目立つといじめられる…
ストーリーはよくわかりませんでしたが、女子高生の友情みたいなものですかね。
成海璃子はきみにしか聞こえないの役と同じく、まじめで優しい女子高生という感じですが、
こちらのほうは少し明るくきぜんとして…
とても繊細な話で丁寧に作られた作品だと思います。
本当の自分と偽物の自分
相手によって自分の姿を変えてしまい
自分とは?の問いかけに悩む思春期の物語。
思春期特有ではなく、生きてるなかで自分が一…
『あしたの私のつくり方』製作委員会