ぐり

紅の豚のぐりのレビュー・感想・評価

紅の豚(1992年製作の映画)
3.8
「飛ばねぇ豚は、ただの豚だ」

イケおじならぬ…イケぶた?痺れるねぇ…

この映画の女性たちは、美しくて、勇敢で、切ない。いい人はすぐ死んじゃうし、愛する人には会えないし、会えたとしてもすぐどこかへ飛び去ってしまう。だけどめげずに毎日楽しく生きている姿が凄く…かっこいい。対して男どもは可愛かったな〜😸美人な女に弱い男たちチョロくてオモロい😸女に暴力を振るうのはもってのほかだ!なスタンス凄くすてき😸「仲間外れは可哀想だろ!」って小さい女の子全員拉致するの好き😸終始微笑ましかった😸

ポルコ、簡単に女に手は出さないし、みんなに優しいし、一匹狼だけどみんなに愛されてるし、タバコ吸ったりお酒飲むときの色気ムンムンだし、豚の顔でも目イケメンだし、マジでいい男すぎる……でもただの飛行艇乗りとして生きるポルコ…きっとそこがいいんだろうな…惚れてはいけない男…
ポルコがフィオとキスして人間に戻れた(?)とこだけがわからないな…愛し合っていたってこと?そしたらジーナが報われなくて切なすぎる🥺ジーナが賭けをしてテラスでポルコを待っていたシーン、周りを1周して降りないで去ってったポルコふざけてるよな…ジーナの恋してる目が素敵すぎて胸が苦しかった🥺

戦闘シーンであえて愉快な音楽を流したセンスのある方は…やっぱり久石譲さんですね。過激な殺し合いをBGMだけで子供の喧嘩のように見せるのは本当に凄いです。一気に微笑ましくなりますもん(笑)この人がいるだけで作品の良さがグッと上がりますね。

空や海が主な舞台で、美しい飛行艇と共にいい空の旅ができました。それぞれの関係性とか時代背景とかよくわからなかったけど楽しかったです(^^♪ちょこちょこブラックジョーク混じえてたのもいい面白さでした。大人向けかなと思ったけど最後の喧嘩とか特にクスクス笑えるシーンが多くて子供でも楽しめる作品かな〜とおもいます^ - ^
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