リュルスミス

紅の豚のリュルスミスのレビュー・感想・評価

紅の豚(1992年製作の映画)
5.0
今期82作目

やはり最高傑作!

どんな時代設計も人物描写も余計なものは一切描かない。きっぱり90ちょいで終わらせる。
無駄のない。不足もない。


アニメってこんな面白いんだ!
普通はメインにもなってもいいくらい厳しい時代設定も描かない、なんでブタになったのかも、どういう戦争だったのか、ジーナとどんな関係だったかの回想も、

全て終わったところから始まる、あえて小競り合いを見せて魅せるアニメ映画。
そんな悲壮感みたいなものをコメディ調でコーティング。

どの登場人物もこんな終わった時代の中で、信念を貫き迎合しない。

「カッコイイとは、こういうことさ。」
そりゃそんな人たちが
かっこよくわけないぜぇ、、、、(スギちゃん風)