くま

紅の豚のくまのレビュー・感想・評価

紅の豚(1992年製作の映画)
5.0
「仲間外れを作ったら可哀想じゃねぇか」

最初の10分で心を掴まれた。可愛らしい子供、愛嬌のある悪党、豚のパイロット。ジブリの魅力が冒頭だけでもギュッと詰まっている。
男なら誰もが1度は憧れる言葉遣い・佇まいのマルコに魅了されっぱなしだった。

やはりジブリの描く女性の逞しさ・繊細さには惚れ惚れする。老いも若きもパワフルで、心惹かれる物を持っている。
特に、職人気質のフィオの天真爛漫さと、マルコに引けを取らない情熱は、本作の見所の1つ。

初めて視聴したが、ずっと「飛べない豚はただの豚」だと思ってたが、「飛ばねぇ豚はただの豚」だった。断然、後者の方が好きだ。カッコいい。

スペイン旅行にFireTVstick持ってきて良かった。
くま

くま