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耳をすませばのdrophamのレビュー・感想・評価

耳をすませば(1995年製作の映画)
4.3
中学3年生の雫は、読書が大好きで図書館で何冊も本を借りていた。そこで読書カードの名前リストにいずれも「天沢聖司」と書いてかり気になる。夏休み親友である夕子からの相談で学校に行くことになり、そのついでに学校の図書館で本を借りる。その本を寄付したのが「天沢」と書いてたことでさらに気になりだす。夕子と「カントリーロード」の和訳について語ったり同級生の杉村に一目惚れということを伝えたりして話を終えたあと、借りた本を忘れて学校にもどるが、そこにいたのが見知らぬ男子生徒で、なぜか雫の名前を知っていて替え歌の「コンクリートロード」はやめた方がいいと言われ雫は激怒する。またある日雫は図書館に向かう途中の電車での中で太った猫を見つける。そして、雫は太った猫の後を追う。その先に「地球屋」という古道具屋を見つける。店主とも仲良くなり、猫の人形などに興味を持つ。雫は「天沢聖司」探しと「カントリーロード」の和訳などに夢中になる。
ものすごくほのぼのしていて、爽やかな気持ちになります。そうさせてれるのは、雫が暮らしている街並みですねー。あとは「カントリーロード」に癒されます。ファンタジー要素、恋愛要素などを少し控えめに出しているところがセンス抜群です。その後の世界を描いた実写版も楽しみです。
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