せっち

耳をすませばのせっちのレビュー・感想・評価

耳をすませば(1995年製作の映画)
4.2
雫と誠司がそれぞれ夢を追いつつお互いのことを想い合う純粋な作品。中学生ならではの拙い恋愛模様や学校と進路、家族との葛藤や衝突など、自分にも経験のあることが多く感情移入しやすかった。雫と誠司がお互いの呼び名をだんだん親密なものに変えていく様は心の距離が縮まったことの表れかな。

中学生はとても不安定で社会のことはわからないけど自分で色々考える時期。誠司と関わったことで雫の心にも変化が生まれ、好きなこと、本当にやりたいこと、将来のことなど考えてなら見ながら行動していくことで成長していく。おじいさんとのやりとりは自分も勇気付けられるし温かくなった。
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