hummingbird

警視庁物語 聞き込みのhummingbirdのネタバレレビュー・内容・結末

警視庁物語 聞き込み(1960年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ14作目。監督・撮影は「血液型の秘密」と同じ人。徐々にうまくなってる。撮影の前回違和感があったカットがうまくなってて、さすがプロ

セットでの撮影が増えた。ロケの多さがシリーズの独特の味わいになっていたので、残念。刑事たちが詰めているのが、なぜか取り調べ用の小部屋みたいなところ(警視庁リフォーム中?)

前回ベタになったと思ったのは、ほどよくなっている。刑事たちが冗談を言う場面ができているのは面白い。山本麟一は前回に続けて、張り込み中に警官に職質されそうになる。

村山監督の時にある、通過する電車と登場人物が同時に写った場面がとても多い(きっとスクリーンプロセス)。

隣の駅が新井薬師と言ってるので、中野が舞台らしい。新宿の夜景、銀座の風景

「血液型の秘密」とつながってるけど、前半はそれと分からないようになっている。「『血液型の秘密』見てからの方がいい」と言うと、それが台無しだし、説明が難しい。

2022/4/1 Amazon
------
「血液型の秘密」の後の話。
事件に絡んでいる人たちが、みんな癖があるのが面白い。
頭が悪いのか、人の名前が覚えられなくて、セリフを聞きながらそれは誰?となりつつも、お話は大体分かる。
酔っ払いを保護する施設が出てくるけど、今でもあるんだろうか。撮影の仕方が「羊たちの沈黙」みたいだった。

「SPパラダイス2019」
hummingbird

hummingbird