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ジャック・ドゥミの少年期のlのネタバレレビュー・内容・結末

ジャック・ドゥミの少年期(1991年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャック・ドゥミ監督の心象風景を最愛の妻ヴァルダが映像化してるって時点でもう、愛に溢れてる涙
ヴァルダらしい遊び心ある映像もちらほらあってニコニコしながらみた☺
目の前の夫を映し出す ドアップの白髪に シミでいっぱいの腕 瞳 すべてに愛おしさが溢れるように伝わってきたわ…

"おもちゃみたいなカメラを物々交換で手に入れる"ところからもう、胸がいっぱいでいっぱいで…そこからずっと涙ぐんでた笑
映画や芸術を愛して愛して過ごす幼少期少年期の、その純粋なまっすぐさに、胸が自然と熱くなっちゃったよね。
「家族映画館」と名付けて自宅で手作りのシアターつくって上映したり。珈琲豆焙煎してるおじさんから創作の材料貰ってきたり。ジャック少年がすべて手作り手作業で彼の中にある世界を創りだしてるのがもう愛おしくて愛おしくて。

あと、初めて撮影用カメラで撮った作品が「絞りを忘れていて何も映ってなかった」って失敗談も、刹那可愛くて。大好きだ…...

ちょいちょい挟まれる監督作品、
なおのこと観たくなる♡

・この時代の「手動でぐるぐる回す」ことで機能するものたち。それだけでなんだか愛おしいし、それを繋げていくヴァルダの遊び心もだいすきだ。
・指矢印の在り処をみつけたときの嬉しさw

初見 : 4.0 like2
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