サンダカン八番娼館 望郷のレイラのレビュー・感想・評価

参考資料としてよく挙げられる作品をやっと鑑賞。

本当、ひどいはなし。

強くて柔らかくて堂々としているおさきさんが責め立てられている時こんなに小さかったのかと驚いた。
日本に戻ってきてからも居場所がなく周りからの白い目に耐えて強く強く生きたのだろうけどどうしてそんなに強く生きられるのだろう。
彼女たちのほんの一瞬を切り取っただけでもその痛みは想像できないほど辛いものなのに。

何から来る涙なのかわからないけど色んなものが混ざって奥の方がぎゅっと痛くなる映画だった。