北川サキ高橋洋子とその晩年を演じた田中絹代の歴史的熱演があって、熊井啓監督の不朽の名作かと思いきや、アジア女性史研究家山崎朋子栗原小巻の、サキの過去告白を秘密裏に取材をし、サンダカン現地ルポルタージ…
>>続きを読む戦前に中国や東南アジアに渡航して男相手に出稼ぎしていた所謂「からゆきさん」
栗原小巻演じる女性研究者がふとしたきっかけで田中絹代演じるサキさんと出会いその半生を回想でつづる物語
これが田中絹代の遺…
おキクさん…
男から1つずつ取ったものばい、
人生おつかれさまだなぁ。ほんと。
おさきさん
田中絹代さん…
"人にはそのひとそこひとの都合ちゅうことがある"
素晴らしいな、
てぬぐいー
なんて泣け…
おサキさんの家屋は捨て猫やムカデ→都会の人なのに家に上がってくつろいでくれた。⇔息子の実の嫁との対比
なぜ得体の知れない旅人を息子の嫁と称して紹介したのか?
おサキさん:からゆきさんの生き残り
…
この映画を見たきっかけは山崎朋子著『サンダカン八番娼館』を読んだこと。そもそもは最近 山崎豊子に関心を持っていて『サンダカン』を朋子ではなく豊子の方が書いたと思い込んで読み始め途中で「あれ?朋子じゃ…
>>続きを読む「カラユキさん」を題材にした映画。この作品で初めて知ることになった日本の歴史。口減らしに子どもが売られたり、当然のように女性の人権が蔑ろにされていたり。。。ほんの少し時代を遡っただけで、このようなこ…
>>続きを読む最近の映画は、すぐに忘れてしまいがちだが、昔の映画でもインパクトのある映画は、いつまでも記憶に残っている。
これは昨年神保町シアター映画館初鑑賞した1974年熊井啓監督が山崎朋子のノンフィクション…
『からゆきさん』のお話。
海外派遣娼婦の事。
南洋で力強く生きた女達。
帰国しても生き場のない日々。
行きたくて行った訳でも無いのに…
最後のシーン
彼女達は日本に背を向けて眠ってます。
栗原小巻…
悲しい話だけど、女優さんがみんな良かった。
「女郎の銭を吸って成り上がったくせに」のような意味をおキクさんがいうシーン、今もあるんだろうな、と社会の仕組みみたいなものを垣間見れた。
父は栗原小巻…