人食い家族「ソニー・ビーン伝説」をモチーフにしたホラー映画。『エルム街の悪夢』や『スクリーム』で有名なウェス・クレイヴン監督作品。
序盤は被害者となる家族のしょうもない喧嘩話やイチャイチャが続き退屈極まりないが、尺の半分が過ぎ、本格的に襲われ始め、被害者一家が団結し始めるとようやく面白くなってくる。
肩透かしだったのが人食い一家の描写で、凄惨な人食いシーンや血をぶちまけるようなスプラッターシーンがなかったのも不満。狂気度も同じように殺人一家を描いた『悪魔のいけにえ』なんかと比べると弱すぎる。
本作のポスターにも載ってるマイケル・ベリーマンが、メイク控えめなのに人食い一家のなかで一番ビジュアルインパクトが強いというのが面白い。