宇宙飛行士の夢をあきらめきれない農夫が納屋にロケットを作り個人で宇宙を目指す。
全編に渡りおいおいそんな簡単に宇宙に行けんのかよとツッコミたくなるが、まぁこれはある種のファンタジーとわりきって見るのが吉。
政府の代表として主人公を止めに来る宇宙飛行士のブルース・ウィルスがかっこいい。農場のロケット、田舎の空のロケット雲に代表される雰囲気を味わう映画。
最後、家族が着陸地点まで車で迎えに行って、主人公が宇宙服着たまま帰りの運転するのが笑った。宇宙が気軽すぎて、それをよしとするかどうかでこの映画の評価は分かれる。
ただ、人類が飛行機を発明してから月に行くまでより人類が月に行ってから現在までの方が年月が経ってしまっているのだから、ひょっとしたらこの映画くらい軽く宇宙に行けてしまうではないかとちょっと思う。