日本でのイルカ漁に反対するアメリカ人たちが奮闘する(?)のを追ったドキュメンタリー映画。ちなみにアメリカ人が作った。
印象操作がとにかくお上手。冒頭で、イルカみたいな生き物(色とか加工されまくっててよくわかんない)が解体されてるシーンがある。そこで観てる人は「イルカかわいそう」モードに入るんだろうけどよく見たらこれマグロじゃね?
漁をしてる時の海が、血で赤く染まるシーンは確かにショッキングだけど、赤が強く出るように編集してる。
イルカ漁が良いか悪いかは分かんないけど、たしかに優れたドキュメンタリーは優れたプロパガンダなんだなと思いました。
あと、イルカをとる漁師さんたちがめっちゃディスられてて可哀想になる。報道とかドキュメンタリーにおける人権ってどこまで尊重するべきなのか難しい。100%尊重なんて出来ないけどギリギリのラインってどこなんだろう…