ししとう

ウォンテッドのししとうのネタバレレビュー・内容・結末

ウォンテッド(2008年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

どこにでもいそうな青年が、突然暗殺者の世界に巻き込まれてしまう...なぜなら父親が暗殺者だったから。というどこかで見聞きしたような世界観だけど、こういう設定が大好きなのでつい観てしまう。映画は壮大な一次創作なのでこのくらい強引な設定でないと。
父親を殺した暗殺者に狙われて突然ドンパチに巻き込まれ、おまえも暗殺者になるんだよと暗殺者訓練に放り込まれ、どんどんと表情や動きがシャープに暗殺者らしくなっていく主人公。
なぜ殺すのか?自分の正体は?疑問に思うも、不思議な機織り機が示す運命に導かれて...と安心するようなベタな展開にわくわくが止まらない。
カーアクションや肉弾戦も迫力あって見応えあるな〜これからどうなるんだろうと思っていたら、自分を狙っていた暗殺者は実は父親だったと判明。じゃあ最初に殺されていたスーツのおじさんは誰だったのか???が気になってしまいしょうがなかった。共通点のずば抜けた動体視力?はなんだったんだろう...
銃弾の軌道を曲げるのはSFチックな能力なのかと思っていたけど結局なにかはよく分からなかった。謎。
気になり出したらキリがないけど、こういうものなんだと思って頭空っぽでみると、とてもカッコいいアクション映画だと思う。最後、×印の上で仇を仕留めたのはシビれた!