ぽむ

トレインスポッティングのぽむのレビュー・感想・評価

トレインスポッティング(1996年製作の映画)
3.8
トレインスポッティング”とは意訳で“ドラッグ中毒”のことらしい。

薬物も悪友も一度手を組んだら、絶ちきるのは死ぬほど難しい。抱き締めたまま、落ちるところまで共に落ちゆくだけ、、。変わりたいのに抜け出したいのに変われない、もどかしさが続くなかでラストは爽快。
ただし、出世に家族、洗濯機にCDプレーヤー、低コレステロールに固定金利の住宅ローン…画一的な幸せに満足できれば👅

軽快なミュージック、チェッカー柄のベッドカバー、花柄ランプ、真っ赤なラグ、鮮やかな食卓、、ポップな音楽と色調とは裏腹な、思わず目を覆ってしまうエグい現実により憂鬱さ、悲哀が増す。
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