ちょ

トレインスポッティングのちょのネタバレレビュー・内容・結末

トレインスポッティング(1996年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ダークサイドの青春映画。
薬、酒、タバコ、救いようのない思考、クズさが全開に描かれてたのにめちゃくちゃポップで面白くて見やすかった。

べグビーが一番頭がイカレてる。(笑)

人間「よし、自分は変わる」では簡単に変われないし、一緒にワルをしてきたヤツらとは急に縁は切れない。
よし、人間関係変えよう!なんて到底難しい。

主人公は変わりたいって正当化してるけど、結局傍から見れば落ちぶれサイド。
類は友を呼ぶってこういうことなんだと思う。
やらないと決めたのに何回もヘロインを欲してしまうところの脆さも人間ゆえの行動だと感じる。

最後はなんだか主人公を応援したくなったし、スパットにお金が渡ったシーンはフフってなるくらい清々しかった。

普通の生活に変わるぞってエンディングだったけど、人間の意思は想像以上に脆いからな…
変われますように。

話のテンポも良くてサラッと楽しめた映画。
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