珍しくいい邦題だなと思った。
自分のアフガニスタンに対するイメージは正直後半のタリバンに支配された世界。でもソ連の侵攻前にはこんな世界もあったのかと初めて知ることができた。
メインはアミールとハッサンであるが、お父さんの存在が大きい。最初は厳格でわからずやのイメージだったが、様々なエピソードが息子への愛に溢れており、それが大きな感動につながっている。
ルワンダの虐殺やナチスのホロコースト並みの重い話ではあるが、やはりニュースで見て、世界が「そんなことがあるんだ」くらいにしか思わないことが1番の問題である。
命の大切さを学ぶためにも、全世界が見るべき映画であるとまた思わされた。