マスタ君

アメリカン・ビューティーのマスタ君のレビュー・感想・評価

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)
3.5
それぞれが奥底に言語化しがたい欲求を抱え、平凡な暮らしの中に浮かんでいるが、少しのきっかけで逸脱していく。
欲望に忠実に生き始めた中盤はエネルギッシュで軽快であり、
カミングアウトの続く後半からは重く静かで、この映画は長い走馬灯のようなものなったのだと気付かされる。
宙に舞うビニール袋が印象的。