とにかくシナリオも演者も強い。
登場人物が多いのだがそれぞれ個性も強い。
タイトルが一番の皮肉で最高だった。
今はどうか分からないのだけど、当時のアメリカの中流ぐらいの家庭の裏側を覗くとこんなんだぜ!みたいなブラックユーモア的な作品なのかなと思った。
それにしてもご近所さんや家族の職場や学校の知人たちだけの狭い世界でよくもここまで上手く繋げて、ラストに持っていくのがうまいなあと思う。
ただ登場人物のどれもそこまで好きになれない感じは最後まであった。
主人公は一人勝ち。何も失うものがないと言ってた人間がいちばん強いんだな……