タコピーシャラメ

アメリカン・ビューティーのタコピーシャラメのレビュー・感想・評価

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)
4.2
どの登場人物も少しの誇張と皮肉が加えられただけのそこら辺にいる一般人。なのにみんな狂ったクズ野郎にしか見えない。もうすぐ公開されるヨルゴスランティモスの新作の内容は全然知らんけどその題名『哀れなるものたち』がぴったり似合う。個々の人物は哀れではあるけど彼らをそうさせてしまう社会も正常とは言えないんじゃないかっていう。
皮肉の効かせ方と現状への不満の表し方はファイトクラブに似てる。