今年の抱負は「自分の弱味を見せ慣れる」こと。今年も早4ヶ月過ぎますね、まだまだ甘え慣れません。
いい映画なのに、どうもうまく説明できない映画です。
第一印象で気持ち悪いと思った人が、すげー自分と似通ったところがあって、深みがありまくりの人だった、みたいなギャップ感。
風刺とストーリーの運び方見事です。
人間のどす黒いものをこれでもか、と見せつけたあとのあのカタルシス、たまんないです。美しさ、というものの奥深さよ。
へんに中学生とか高校生のときにこの映画と出会わなくてよかった。
ラストシーンは文字通り色鮮やかな幕引き。
人の弱味に触れて、また、自らの弱味を晒したときに、主人公は人生を悟ったんでしょうか。最近ずっと考えてるけど、人間の弱味に対してうまい具合に突っ込んでいけて、オープンでいられる人って、生き物として強い気がします。
アメリカは腐ってても人間は捨てたもんじゃないよね映画でした。