MinaMi

アメリカン・ビューティーのMinaMiのレビュー・感想・評価

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)
3.0
アメリカと日本は似ていると思う。信念がなく安っぽくて陳腐。
ウェス・ヴェントリーが高良健吾にしか見えない。
この映画は、他人を羨みながらも実行できないフラストレーションを他人を蔑み堕とすことで解消する庶民の有り様を描いていると感じる。SNSみたい。
娘の友達に欲情するのは一つのテーマでしかない。LGBTやらポリティカルコネクトレスにまみれざるをえなくなったのは、こういう社会の状況があったからなのだろう。
殺人犯の動機は明確に語られはしないが、明らかに戦時中の抑圧と実らなかった同性と息子への嫉妬。登場人物がみんなASSHOLE。
危うくミソジニーになりなねないプロットを回避しているのは先見の明があると思いました。

・脚本 7/10
・演技 7/10
・演出 6/10
・音楽 5/10
総合点 25/40
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