Godfather

恋におちたシェイクスピアのGodfatherのレビュー・感想・評価

恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)
3.6
これ何がいいかってシェイクスピアを主人公としながら、ストーリーは「ロミオとジュリエット」や「十二夜」みたいな彼の作品とリンクしてるってとこだ。なので「ロミオとジュリエット」とは違うながらも悲しい結末なのはそれとなくわかってしまうという。

そしてウィリアムよりもヴァイオラよりも圧倒的な存在感を放っているのがエリザベス1世だ。一番いいいところは女王が持って行った感じ。
女王が観劇好きなのも、ときには忍びで観に来てたりしてたのも史実の通りだ。

劇中でライバル関係とされているローズ座もカーテン座も16世紀のロンドンに実在した。でもシェイクスピアといえばグローブ座でしょう!と思うのだが、グローブ座の存在はセリフにすら一切出てこない... と思ったらグローブ座はこの映画の舞台の6年後に建てられたらしい。
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