ジャッキーケン

ラストゲームのジャッキーケンのレビュー・感想・評価

ラストゲーム(1998年製作の映画)
4.0
あんま知られてないスパイクリー映画だと個人的に思う作品

妻殺しの罪で服役中のデンゼルワシントンがNo.1高校生プレーヤーと言われる息子を刑務所のお偉いさんが支援する大学に進学させるよう説得するためにシャバに出る

バスケ映画でありながらヒューマンドラマに振り切った作品

デンゼルの息子を演じるのはあのレイアレンということであのNBAレジェンドの若かりし頃というだけでテンション上がる

「アンクルドリュー」とか「コーチカーター」とかの王道バスケ映画として見るとかなり現実を突きつけられるちゃんとスパイクリー印の分かりやすい若くしてスタートなるとはこういう誘惑が迫ってくるというthe 分かりやすいメッセージをガッツリ見せてくれる

ドラッグ、女、アルコールはもちろん
金持ちにたかるクズたち
スターは表面的に見ると華々しく見えるかもしれないが見えないところで苦労してるんだなぁと思える

デンゼルワシントンを主演に起用したのが頷けるぐらいズバズバに引き裂かれた親子の関係をどう最後に決着付けるのかレイアレンのどっちつかずな感じが良い意味で最後まで緊張感持たせてくれる

癖の強い作品が多いスパイクリー作品だけど1歩踏み込んだバスケ映画を見たいNBAファンには薦められる映画