現代にタイムスリップしたレオポルド公爵(ヒュー・ジャックマン)が、いかにも21世紀的なキャリアウーマンのケイト(メグ・ライアン)と恋に落ちる物語。
設定と全体的なストーリーは面白いのですが、細かいところで詰めが甘いのが残念な映画でした。
でも、19世紀から来たレオポルド公爵が現代の風習に戸惑ったり、場違いな言動をとったりするのは本当に面白い! ヒュー・ジャックマンがとてもハマり役です👏特にいいのが、ケイトがスリに遭った時に白馬を駆って泥棒を追い詰めるシーン。
逆にメグ・ライアンは…こう言っては失礼ですが、期待はずれでした。彼女のロマコメを観たのはこれが初めてですが、「ロマコメの女王と呼ばれて、この程度?!」と思ってしまいます💧
考えてみれば彼女は、90年代にはすでにジュリア・ロバーツに押され気味、21世紀に入るとリース・ウィザースプーンやドリュー・バリモア、ケイト・ハドソンなどの実力派が次々と人気上昇して影が薄くなった女優。
まだ1本観ただけで彼女の演技力を評価できるわけではないですが、少なくとも本作では「これじゃ、他の女優に抜かれるわよね」と納得してしまう平凡さでした…