Diamante

告発の行方のDiamanteのレビュー・感想・評価

告発の行方(1988年製作の映画)
3.5
最近裁判映画を観ていて、定義が曖昧だったり投げかけの問いになっていたりする物ばかりだったので、ここまではっきり問題定義が露わにされていて、監督の明確な意思が反映された映像は鬱念とせず鑑賞することが出来ました。
法廷でのセカンドレイプに対して致し方ないとはいえ情に欠けた弁護は個人的には同罪だと思います。
この映画に関して主人公の娘は例外的な強さをもっているが、実際には表沙汰に出来ない人も多いと思うので、刑罰の見直しや防止対策、被害者の精神的なケアの重要性を考慮した法を検討して欲しいと改めて思いました。
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