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オー!のyasu555overseasのレビュー・感想・評価

オー!(1968年製作の映画)
3.9
アマゾン・プライム経由からのCinefil WOWOW PLUSで見ました。

ハリウッドのマフィア&ギャング、中国マフィア&ギャングとかのクライム・アクション映画やヤクザを描いた日本のVシネや邦画のクライムアクション映画とは訳が違う華麗なるクールなアクション映画で派手な銃撃アクションは控えめで、流れてた挿入歌のメロディーが物語進行中の雰囲気に合ってて良く、フランスらしい演出で良かったです。
チャールズ・チャップリンの息子:シドニー・R・チャップリンが銀行強盗のメンバー役を演じてたとは驚きでしたw
呆気なく死ぬ役なのは惜しかったですけど、いい一面でした。






ジャン=ポール・ベルモンドが演じるF・オランが元レーサーやった男が銀行強盗のギャングに転落という設定もおもろい設定で良かったです🌟👍✊✨

無意識で何も考えずに車を盗んで逮捕されて、服役中に仲間の名前で偽名を名乗って、刑務所の出所の受付前で上手く仲間の両親の名前を答えて、問題無く人の偽名で脱獄出来たのはおもろくて凄かったですw(住所は不定)

注目されて有名になったF・オランの呼び名が「怪盗ルパン+アル・カポネ、国民の敵 No. 1、鋼の心」というのが凄い呼び名で、本作の為に考えて作った脚本家達は凄い洒落たクールな呼び名で変わってました。


アクションは無駄に派手なアクションが無く、控えめにクールなアクションでお洒落なスーツを着た銀行強盗なギャング達の特徴で、F・オランがギャングのくせにスーツを着こなすだけじゃ無く、300本以上のネクタイをコレクションにしてるのがこれもおもろくて拘りがあったのがよく伝わりました。

スリリングで華麗なるクールなギャング/クライム・アクション映画でした。
ジャン=ポール・ベルモンドが「勝負(かた)をつけろ」に出演してた頃の作品の方がシリアスでカッコいいキャラやったな👍🌟

良かったです🌟👍