のん

スーパー!ののんのレビュー・感想・評価

スーパー!(2010年製作の映画)
3.3
最愛の妻を悪人に奪われ、手作りのコスチュームでクリムゾンボルトという自作ヒーローとなり、悪を倒そうとする冴えない男の話。
オープニングの可愛らしくて素敵なアニメーション以外は、とにかく痛い。凄く痛い。主人公の妄想も思い込みも悪人の倒し方(暴力)も相棒の言動も、何もかも痛い。そしてその痛さがどことなく切なくて悲しく感じる。コメディかと思っていたら、全然笑えなくて驚き!設定がぶっ飛んでない(地味な)分、ブラック感が凄い!
ヒーローとは言え、暴力はスカッとするものではなく、ただただ痛いものだというのがよく分かる。なかなかグロいし。「頑張れ!」よりも「あーぁ…」ってなる。ファンタジーではないファンタジックなヒーローは痛ましい。

ジャケットから漂うB級感が半端なく、キックアスの二番煎じ扱いされそうなので、少し勿体無い気もする。

2015-161