夢野猫

スーパー!の夢野猫のレビュー・感想・評価

スーパー!(2010年製作の映画)
3.0
コメディの皮を被ったクライムヒーロー作品。

冴えない中年オヤジが神の啓示を受け、犯罪者をボコるヒーローに……。
最初は素手、次にパイプレンチ、最後は銃器や爆弾と、まるで人類の進化の過程をなぞるかの様にパワーアップして行き、それに伴いコメディからクライムへと狂気をおびて内容も変化を見せます。

特殊能力の無い生身のヒーローの代表として「バットマン」(それもノーラン監督の)をリスペクトしている感じで、それっぽい小道具や台詞が楽しかったです。

エロは有りませんが、下ネタ台詞や結構グロいシーンが有るのでその手の耐性が無い人にはNGですね。

何よりも笑えたのが字幕スーパー。伏字にしても台詞が聞こえてるし意味無いだろう(笑)。
夢野猫

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