オープニングからのクライマックス感が好き。まさに「舐めてた奴が実は殺人マシーンだった映画」。苦痛ばかりの人生や唯一の希望を奪われた悲しみ、そこからアンチヒーロー的展開ってこれもうこの前見た『JOKER』じゃん。ただ違ったところはこれがコメディ映画だったこと。アーサーのようなコメディアンではなく、ある程度予定調和された商業映画だからハッピーエンドを迎えられた、と思う。
個人的に最後のシーンは、ハリウッド版『オールドボーイ』のラストにかなり近い。娘のために戻る主人公には悲壮感すら感じるけど、この作品はハッピーエンド。武装シーンも最高。これがジェームス・ガン様様って感じ。もっとコメディ映画撮ってくれ。