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息子の部屋のがんのレビュー・感想・評価

息子の部屋(2001年製作の映画)
3.8
息子の部屋

賛否両論ある映画ですが、私はなかなか好き。エンディングでの息子の彼女と友達を遠くまで送った後に、海を眺めながら残された家族で笑い合うシーンはグッとくるものがあった。人の死というものは避けられないもので、その悲しみを乗り越えることは、個人の孤独な挑戦だと思う。たとえそのとき無力であっても、ただただ傍に誰かいるという事が支えになっていて、それが大事であり、家族なんだと改めて考えさせられた。
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