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ボルベール <帰郷>のipekoのレビュー・感想・評価

ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)
3.5
ストーリーの方向性を最初勘違いしていたのと、スペインの文化(特に頬に激しくキスする挨拶…リップ音が強烈すぎる)に着いていくことができず、ペネロペ・クルスの美貌で何とか誤魔化して観ていた。
後半4分の1ぐらいで漸く「あぁ…!」と色々な事柄が結びついたので、諦めなくて良かった。
何より帰郷というタイトルが◎。
人間関係の分かりづらさ(複雑さ)に関しては、上述の通り後半で回収するために詳細は伏せておく必要があるのは事実。
ただ、だから前半〜中盤は??で我慢してくださいねというのもどうかと思うので、不明点を乗り越えられる面白さ(登場人物が魅力的、会話のテンポが良いとか)をもっと盛り込めると更に良かった。
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