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肉の蝋人形のmuscleのレビュー・感想・評価

肉の蝋人形(1953年製作の映画)
5.0
片目の監督が3D映画を縦構図満載で作るということ。ピンポンは『ロングディズジャーニー』、3Dの光沢表現が熱で溶ける蝋で活かされているのは『アバター』まで、当然ながらスコセッシは好きすぎて『ヒューゴ』の特典でめちゃくちゃ解説してる。この作品ですらリメイクで、4回?映画化されている。
ハーフミラー方式の横並び3D撮影なのにヌルヌル動く。登場人物たちはL字型に影に消えてくのが気持ちいい。水と炎と闇の霧。フィルムノワールと3Dはものすごく相性が良く、それどころか初期の3D作品はジョン・オルトンとかフィルムノワールばかりだった。
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