撮影もそうだけど、録音がえらすぎる。
高低差をつけた会話が多くてとってもえらい。
伊豆の踊り子の宿のロングショットはめちゃくちゃ泣く。個人映画みたいな思いなのに、サービス精神慢心の映画で、映画がとても>>続きを読む
なんか打って変わってめちゃくちゃ面白かった。というか、こちら側がこの映画に乗れるような世界になってしまったというか…。
ダイナーの場面ひとつとっても、クローネンバーグだ!と大興奮してしまった。
無惨す>>続きを読む
台北の朝のプロトタイプ。ヴェンダースが惚れ込むのもわかる。ウォン・カーウァイって見る前はこういう作品だと思っていた。
そこで終わりなんだ‥ってずっこけたけど、やっぱりアーヴィンチェンは素晴らしい。in>>続きを読む
モノローグから生まれるリズムが心地よく、庵野秀明みたいなショット群もカッコいい。でも感動したのは手を繋いでシャッターの開けた地下鉄の入口から街の中へ歩き出すラストカットだ。ラストカットだ!と思ったら本>>続きを読む
す、すげぇ……。V&Rの平野勝之作品みたいなんだけど、なんか妙にワンカットのカメラの置き方と切り取り方がうまいという…。ゆ虐みたいなノリなのに、ブランコの場面には妙な哀愁と愛おしさがあり、水面からの切>>続きを読む
こっちの方が孤独なvlogっぽい。というかブルーノ・ガンツだけど『パリテキサス』っぽさ。
強盗に復讐に行く場面で、思いっきり「迷う」場面が横移動で捉えられていて、そういう姿勢は省略を讃美するヌーヴェル>>続きを読む
以前見ていたけれど、まったく映っていなかったことに感動した。アランタネールの映画って数本しか見ていないけど、1人遊びの、1人の退屈とした時間がじっとりと描かれており、とても好きだ。映画において、人が退>>続きを読む
ニック・カサヴェテスがジーナ・ローランズを撮って、こういうラスト…って、世間で言われている泣ける映画というよりも、バックグラウンドとしてカサヴェテス追悼映画すぎてどんな気持ちになればいいかわからない。>>続きを読む
ストーリーの細部がしっかり凝っていて、誰にもわからんだろ…ってオマージュがあったりしてとてもいい。そもそも『クレイマークレイマー』とビートルズネタでこの話押し切ろうとしてる時点で、とっても良い。
法廷>>続きを読む
黒田硫黄の『あたらしい朝』を読んで、ずっと見たかった。
川島雄三で一番面白いし、演出が先行しがちな川島雄三作品の中でも骨子がしっかりしているから見やすい。当時のレジャーリゾートの盛り上がりが、すでに批>>続きを読む
遊びまくってるOPからずっとなろう系みたいな話でおかしい。トトって、ニューシネマパラダイスで散々オマージュを捧げられているのだけれど初めて見た。動きとギャグの練度が竹中直人みたいなんだけど、全然見れる>>続きを読む
スンバラシー。普通ラストでリアクションカットとか、後日談やりそうなのにラストカットと結果のカットが一致している。潔過ぎる。階段を同じ場所をぐるぐるしているはずなのに撮り方と照明のタイミングを完璧にして>>続きを読む
ものすごいローファイな画面なのに、時間を埋めるために?てくてく歩き回ったり、空間の物撮りが多くて、美学校映画みたいな妙なシネフィル感があった……。展開がありすぎててとにかく飽きない。展開があり過ぎると>>続きを読む
影が映る場面凄まじ過ぎる。
子供たちの並行に走るのを移動しながら納めた場面、どうやってそれを捉えたのだろうと不思議になった。突発的な出来事であるはずなのにカメラが待ち構えている場面が多い。カメラがパン>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
すげーシニカルなギャグのセンスがいちいち面白くて腹抱えて笑っていたけど、この主人公とアーティストの関係性の間にどれほど、おれは距離があるんだろうって思ってゾッとし続けていた…。
貸切のスタジオでアイデ>>続きを読む
撮影監督ナターシャ・ブライエらしく、ド緑の色調がノスタルジック。
虫を殺したり傷つけた動物をショック的に使うのも、股間を見せるのか見せないのかだけで進んでいく脚本も、正直もはや古いなと感じる。
場面転>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『僕と彼女とオーソンウェルズ』の監督脚本座組ということで、まさかまだ何者でもなかった(が、何かになることは約束されているように振る舞う)ゴダールが描かれることになるとは思わなかった。
アラン・ベルガラ>>続きを読む
めちゃくちゃ面白い。舌を舐める癖のある闘牛士が、舌を舐める牛と対面する。
終わった後の車内の場面がやはり素晴らしい。おそらく鏡のようになっているレンズを覗き込むように、望遠だったスタジアムの場面と対比>>続きを読む
ロモキノ自体が手回しカメラという特徴上腰に構えて撮影するから必然的に地面が近くなり、下向きの画角になる。そして枚数的にフィルムの72ぐらいのリズムで切り替わる映像。だから頑張ってカウントして見ていると>>続きを読む
コッテコテながら、ラストの飛行機との壮大な並走切り返しにはめちゃくちゃ笑った。『親密さ』じゃんっていう。
ハイ・フィデリティとか音楽映画あるあるだと思うけれど、このバンドはこうだよね?とギャグとして>>続きを読む
スンバラシイ。
背中をなぞる手、窓を撫でる木々と風、壁に書かれた文字たち、この官能的なモノたちだけのモンタージュに大興奮できるのならば、本当に退屈させない視聴体験となるのだろう。
ラストで墓の墓まで執>>続きを読む
ノワールを明らかに趣向しているポスターからは想像できないぐらい軽薄で派手な90年代アクション映画。
その場にいない人名が連呼されまくっていて、昔の洋画の雰囲気ってこれだったよなって妙なノスタルジー。>>続きを読む
ヴィルヌーヴのテロリズムへの渇望?のような大作主義がグッとハマっていてヴィルヌーヴベストだと思う。民衆がうねり、日常が壊れていく場面へのフェティッシュというか。エミリー・ブラントがあまりにも説明的なキ>>続きを読む
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ステファノ・ソッリマがヴィルヌーヴの後を引き継いでいるってなんとなくわかるけれど、この監督の映画は妙に低予算的でもったいぶった映し方をしすぎている。雨とか土煙とかが、全体的にくどいというか。
このレビューはネタバレを含みます
なんといっても、イザベラ・ロッセリーニ。『墓泥棒と失われた女神』といい、近年いよいよ存在感を増しているとともに、桃井かおりに似てきている気がする。この「あなたの為すこと全部わかってるのよ」という顔の演>>続きを読む
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これだけフィルムライクな映像が流行っている中、影無し照明なしフラットな画面で勝負って点は流石だって思った。
真っ赤に染まったり、川の下りだったり、股間を執拗に洗っている姿だったり、ここを読み解いてくだ>>続きを読む
偽物の着ぐるみコング用に作られた壁と、本物の役者のサイズで作られていく巨大な壁との切り返しとコングの突入によってそれが破られていく驚異的なシークエンスに大興奮。こういう労力と想像力の拮抗みたいな場面が>>続きを読む
ボネロで一番良かった。「ストア派によれば、感情の揺れは幸福を妨げる」という言葉が全編を貫く。
未来を包括するような、目の前にないものを怖がれるか。そこから意味を救い出せるか、そんなふうに思いながら見て>>続きを読む
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MV的な面白ショットの数々を『Here』みたいな構造で見せていく、正直過去映像に力を入れているとは思えず、そこまで面白いと思えない。
しかし、役者の撮り方は良い。妙に純朴そうな、白い肌と艶だまりのエ>>続きを読む
コンセプトはすごくわかるし、やりたいことすごーくわかるんだけど、あまりにも撮影も脚本も微妙だと思う。笑えない話をなんとなく奇妙ふうにパッケージングすればなんとかなるって、『ハムオンライ』のときも思った>>続きを読む
あまりにもコテコテに田舎イヤ話であって、『リリア4ever』とかルーカスムーディソンの露悪的な諸作品がちらついた。
ドラマもオチてないし、数珠繋ぎでイヤーンなエピソードを繋いだだけの脚本で、ほかの方も>>続きを読む
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大丈夫か、この絵で、って開始2分は思ったが、だんだん主人公のギャグ顔のクローズアップに愛着が湧いてくる。
連続テレビシリーズっぽさのあるキャラクターのおかしみ。やっぱり男女バディでラストも夢だったらど>>続きを読む
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それにしても冒頭のレイチェル・マクアダムス可愛かったなー。
決して色気とか、性欲とかそういう方面のものに行かないでくれって思いながら見ていたが、そうならずに(少し行くけれど)終わって良かった。
どんで>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「俺、初めて女同士がキスしてるの見ちゃったよ」「いてっ!きもちっ!いてっ!」みたいなあのチャラ男のセリフがどれも輝いていて心の底から笑えて良かった。キスする場面ひとつとってもギラギラしていて、表情が良>>続きを読む