とよちゃん

神童のとよちゃんのレビュー・感想・評価

神童(2006年製作の映画)
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成海璃子と松山ケンイチの映画でさそうあきらのマンガが原作です。
原作は好きで読んでいました。
最近のマンガはよく取材しているといつも感心します。
それが映画になるとがっかりするのは私だけでしょうか?
確かにスポンサーは必要でしょうが、ヤマハの宣伝映画になってしまっています。
原作では自分のピアノはスタインウェイでスタチャンと呼んでいたのに。😅
デザインだけはかなり昔の円錐形脚で譜面台の透かし彫りも美しいものですがスタインウェイではありません。
映画化された時点で原作者から手が離れることはやむを得ませんが、私には原作を冒涜しているようにに思えます。
リヒテンシュタインなるピアニストが使用するピアノを選定する際弾いた順に、ベヒシュタイン、ベーゼンドルファー、スタインウェイで最後に弾いたヤマハだけリバーブがかかるのもくさすぎます。
代演でコンチェルトを弾く際、ヤマハの文字が大きすぎます。😅
しょうがないと言えばそれまでですが、ツッコミどころ満載の映画でした。
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