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P.S. アイラヴユーのlumのネタバレレビュー・内容・結末

P.S. アイラヴユー(2007年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

1番初めのボイスレコーダーの所から既に泣き、最後は涙が止まらなかった。
大切な人の死を乗り越えるのはそう簡単に出来ないし、残す側も辛いけど、お互いがお互いを思って、ゆっくりと乗り越えて行く姿に心打たれた。
最後のジェリーを感じられなくなったのも、ホリーが前に進めてるっていう証なのかな。大切な人が思い出になるのは辛くて寂しい事だけど、これからを生きていく上では大事な事なんだろうな。
ストーリーもテンポ良く進み、要所要所で思い出を挟む感じが良い。
また周りの人間模様も凄くリアリティがあって、大事な友達の幸せな事を嬉しいっていうのはもちろんだけど、自分が辛い時心から祝えなかったり、それに時間がかかったり、、母親の心配する気持ちと娘にとっての幸せの狭間の葛藤も、、新たな恋も、でも違うって気づく心情も、なんというか変にファンタジー色が強いとか、美化してまとめようとせずにリアルな感じが凄く良かった。
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