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明日への遺言のtamamapinocoのレビュー・感想・評価

明日への遺言(2007年製作の映画)
4.6
”明日への遺言”

第二次世界大戦中に起こった、名古屋の無差別爆撃。
爆撃は38回にも及び、中でも5/14日B29、486機、全投弾量2563トン、市の北部80%が焼失した。

その日、撃墜された爆撃機から搭乗員数名がパラシュートで降下し捕獲され、日本軍兵士に斬新された。

東海軍司令官・岡田中将は、米軍人斬新については、司令官である自分の責任である。
そして、米軍の無差別焼夷弾爆撃に対する処刑だと弁明。

裁判の的は
『爆撃は軍事的目標に対して行われた場合に限り適法とする』米・英・仏・イタリア・オランダ・日本で宣言された戦争のルール。

このルールを米軍が犯したか否か。
裁判はこの事件に関し、岡田中将の法による戦いであった。

以上があらすじの序章
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私はこの映画を見て、日本軍兵士の弁護士がアメリカ人だったことにびっくりした。
当時の全ての軍事裁判がこうであったとは思えないらしいが、少なくとも横浜法廷ではアメリカ人の弁護士が日本人の弁護でアメリカ検察官と戦っていたのだ。
他の国だとこうは行かない、日本人の考え方や理屈が通らない国は山ほどある。
今更ながら、アメリカは大国だなぁと懐の広さと深さを感じました。

長々と書きましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
良かったら、この映画、オススメです。
★★★★★星五つ!
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