囚人13号

ジャンヌ・ダークの囚人13号のレビュー・感想・評価

ジャンヌ・ダーク(1948年製作の映画)
1.5
ロッセリーニとハリウッドの異次元的な偏差をよりによってバーグマンとジャンヌが媒介しているという不可思議もまた映画史か

スクリーンにおけるジャンヌ・ダルクは特別落差の大きい主題であることは周知の通りで、つまり古くはメリエスの時代より彼女を演じるため生まれたとしか思えない女優と、単なるナルシシズムへ極端に二分化されるためである。

ドライヤーとブレッソンは数少ない前者だが、ロッセリーニやあまり知られていないリヴェットも寧ろ敗北側であったと言える。勿論それ以下にはミラ・ジョヴォヴィッチみたいなうんちも存在していて、ハリウッド版バーグマンもあえて言おう!カスであると
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