ふろいと

ミッドナイトクロスのふろいとのレビュー・感想・評価

ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)
3.6
主人公トラヴォルタは映画の音響効果マン。ある日彼は真夜中に人気のない道路と木々の間の橋で音を採っていた。その時偶然にも殺人現場の銃声を録音してしまい、その事件に関わっていた女と出会い惹かれていく。彼女と車に乗っていたのはある州の知事であり、何者かに暗殺されてしまったのだ。彼女もその知事のスクープを起こさせるための仕掛け人だったのだが暗殺の事までは知らないため、激しく動揺する。トラヴォルタは車の交通事故を装った知事の暗殺を見破り、彼女も殺されてしまう危機からこの事件をテレビに報道しようとするが、すでに彼女に魔の手が忍びよっていてラストに彼女は殺されてしまう。
トラヴォルタはその頃、B級ホラー映画の音響を担当しており、女性の叫ぶ最高の音を探していた。不幸か幸か、その最高の叫びは盗聴器をつけていた彼女の生の叫びを使用。瞳は大粒の水で溢れている。
音響という設定で最後に切ない終わりと絡ませる見事な演出。
それなのに外で暴走族だか知らんがバイクのブンブンブンとうるせー音を立てるから台無しだ!今日ぐらいは静かに家で寝てろバーカ!
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