ルミエール

恋人たちの食卓のルミエールのネタバレレビュー・内容・結末

恋人たちの食卓(1994年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

日本語タイトル、ちょっと変。
むしろ「家族の食卓」じゃない?
元ホテル料理長の父は、老いたとはいえ藤竜也似のダンディっぷり。料理はもちろん3人娘を毎朝起こしたり下着まで洗濯したり、甲斐甲斐しいったらない!
そんな父が最近味覚を無くし衰えたのを心配している次女は山口百恵に似てる。(特にぽってりした唇が) 3人娘はそれぞれの恋に格闘中だが、どんな時も日曜日は父の振る舞う豪華ディナーに顔を揃えるのが決まりとなっている。素手で鯉を捕まえ、ニワトリを選び…まさに「手料理」。ゴージャス過ぎる手料理(笑)
姉妹の恋、家族のカタチは思わぬ方へ!!
意外だったなあ。いちばん恋愛力あると思ってた次女がシングルのまま…。そして父の告白にビックリ!(倒れた人いたな~笑)
父と娘が手を取り合って静かに終わる。
古き良き小津安二郎の映画を見ているようだった。