一

男の出発(たびだち)の一のレビュー・感想・評価

男の出発(たびだち)(1972年製作の映画)
-
ゲイリー・グライムズといえばフライシャー『スパイクス・ギャング』だけど、その『スパイク・ギャング』でも忘れがたい顔をしていたメガネっ子チャールズ・マーティン・スミスがOPだけちょこっと出ていてまず嬉しい(これがデビュー作)。んで少年が加わる牛追いカウボーイ集団の男たち、みんな超汚くてイイ顔してて血の気が多くて嬉しい。そんなどうしようもないゴロツキたちが開拓民のために命張るラストなんかもう泣くに決まってるじゃん。戦いの前に笑い合うのとかホントわかっててズルい。一人生き残ったゲイリー少年が銃を捨てて去っていくラストも素晴らしい。そしてセピア色の集合写真。結局こういうのが一番好きなのマジで進歩がないアタシ。
一