柘榴の帽子

豚と軍艦の柘榴の帽子のレビュー・感想・評価

豚と軍艦(1961年製作の映画)
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本当に良かった…

あとから考えると米兵の残飯で豚を飼育して儲けを出してるヤクザそのものが豚だ、ひいては自立できない日本人そのものが豚だという主張になっていたと気づいた。豚がそういう表象になるの上手いなあ…と

けど観終わったあとはもうバカデカ感情に揺さぶられてた…欣太と春子のシーンがどれも胸熱…
特に欣太が春子のヒールを足に引っ掛けながら鼻歌歌ってるシーンが大好きでした。そういう所ひとつ取っても映像の作り方が洒落てて、個人的にはドンピシャに好みだった

豚が街中に溢れかえる場面は圧巻。ちょっとヒッチコック思い出した。
柘榴の帽子

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