柘榴の帽子さんの映画レビュー・感想・評価

柘榴の帽子

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生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言(1985年製作の映画)

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原発事故とそのいざこざに巻き込まれた人間たちがどんどん死んでいくけど、死んだ人を取り巻く人々はその死を心に刻んで強く生きていくんだね…

ライフルをぶっぱなす倍賞美津子がとてもいい。あと原田芳雄がかっ
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FEMME フェム(2023年製作の映画)

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キャッチコピー等の宣伝では復讐の側面が強調されているけど本当にそうなのかな。トラウマを与えてきた相手に依存しちゃうことや、それでいてその本人を憎んでしまうこと、その中で関係を育むうちに相手への慈愛が生>>続きを読む

散歩する霊柩車(1964年製作の映画)

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終盤でかっこいいシーンが多すぎる
墓地で霊柩車の運ちゃん絞めるとこで鳥が舞って卒塔婆が倒れるとこから始まり、最後には霊柩車が大木にぶつかって爆発して万券がひらひら飛び交う。かっこいい

そもそも散歩す
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バンパイアハンターD(2000年製作の映画)

5.0

思春期から大好きだったもの全部詰め込まれてて痺れた、明日も観に来ようかな…

気高き誇りと高貴な魂で戦う者たちのなんと熱いこと…

冷たい水(1994年製作の映画)

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青緑の靄のかかった森や川を静かに堪能できるし、パーティーでボブディランやアリス・クーパーを背景に揺れ踊る若者たちの熱気まで浴びられる。贅沢。

「一瞬でも遅すぎる」というクリスティーヌの言葉。刹那的な
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コロッサル・ユース(2006年製作の映画)

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全ての言葉と出来事がフラットに映され取り上げられることに、当人たちへの誠実さを勝手に感じて終始ある種の安心を持って観ることが出来た。繰り返される手紙、徐々に中身を覚えてきて、繰り返される度に少し苦しい>>続きを読む

コールガール(1971年製作の映画)

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コールガールとして客を取り、ただ男の前で男の求める女を演じるブリーが、クルートの登場によって徐々にブリー本人の心境に向き合っていく過程がいい

筋書きとかどうでも良くて本当にブリーのための映画

HANA-BI(1997年製作の映画)

5.0

終始、心の全部を持っていかれる感覚があって、嗚咽が止まらなかった

一緒に観てた同居人が、絵を傍らに孤独に生きることと自決の対比に注目して、「作るか死ぬかの選択」と言っていてそれが忘れられない

なん
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いますぐ抱きしめたい(1988年製作の映画)

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アンディマジでカッコイイ
マギーの透き通る清潔感に心打たれる
ジャッキーの自分の気持ちに真っ直ぐすぎて不器用なところもかなり好き

わたしも好きな人の乗った船を待ちたいし、船場で好きな人に力強く腕を引
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ふたりの人魚(2000年製作の映画)

5.0

恋をしている時の全ての感情があまりにも純粋にぶつかってきて、急にわっと泣き出したくなる瞬間が何度もあった。素直に大好きな作品って言える。あと映像で物語を紡ぐことが本当に大好きで大切にしてるんだなって思>>続きを読む

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

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飛行機でなんとなく気になって観た。機内で観ると結構ゾワゾワして今でもその感覚思い出して楽しい。今度は過去作も辿ってから再見します。

ひなぎく(1966年製作の映画)

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贅沢で奔放、キラキラの堕落
素直にときめいた

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

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音楽の音源(ラジオやジュークボックス)が全部見えるの面白い、でも最後だけは音源が映らなくて、音の選択が緻密になされているんだなと思った。

工場や男の家など、どこかの景色が風景画の様に切り取られたあと
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第三の男(1949年製作の映画)

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めちゃくちゃ面白かった
話の進行に応じてホリーとハリーの友情の輪郭が見えてくるのアツ

アンナ、どれだけハリーを想っても結局は男の闘いや男の有情の中で完結してしまう一連の事件の中で居場所がないの悲しい
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カッティ 刃物と水道管(2014年製作の映画)

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こんだけ商業的な映画なのに色んな社会問題について熱く訴えててマジですごい

自分の正義に熱いワルが大好きなのでカディル最高…

アス(2019年製作の映画)

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かっこよかったけど内容ムズすぎ
どうやったら辿れるんだ

雨月物語(1953年製作の映画)

5.0

崩れきったお屋敷に姫の歌声が微かに流れる場面良すぎる

犯された白衣(1967年製作の映画)

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観たいもの、欲しているものが明確に分かるのでそれは凄いんだけど胸糞だった

時をかける少女(1983年製作の映画)

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ラストパートのためだけに準備される序盤から中盤、ありがとう あるひとつの場面を最高に美味しく頂くためにお膳立てを用意する映画、本当に大好き

吸血鬼ハンターD(1985年製作の映画)

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D、吸血鬼として最強の血を受け継ぎつつ、同族を消していくの個人的に凄く刺さる…

貴族としての高貴な振る舞いを尊びつつ、滅ぶべきものは滅んでいけというスタンスが作品全体に滲み出てて好き。一緒に観てた恋
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0課の女 赤い手錠(1974年製作の映画)

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突風と紙吹雪と極彩色の組み合わせに弱いので終盤で心奪われちゃった あそこどこなんだろう行ってみたい

室田日出男いろんな顔出来てずるい

フリーク・オルランド(1981年製作の映画)

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衣装かっこいい~綺麗~可愛い~!!って思ってたら見終わっちゃった…オーランドが色んな人物として色んな物語の中を生きてることに全然気づかなくて、支離滅裂でおもろいな~とか思っちゃってた…ヴァージニア・ウ>>続きを読む

アル中女の肖像(1979年製作の映画)

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ただ飲み、ただ歩き、そしてまた飲み…
綺麗なドレスで酒をあおり、酔い、ドレスを着崩しながら水辺を歩き、酒瓶を投げ捨て、また歩き、また飲み…

ドレス本当に好きだった。色がパキッとしてるのに装飾は少なく
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快楽殿の創造(1954年製作の映画)

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わずかな身体の動きはあったもののほとんど顔。顔顔顔
顔の連続なのにめちゃめちゃ艶めかしくてドキドキした

ラビッツ・ムーン(1950年製作の映画)

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天井桟敷の人々のバチストに恋してた時期があるのでかなり刺さった…好きです…

青い乳房(1958年製作の映画)

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自分、観てる時めちゃくちゃ泣いちゃったけど、冷静に思い返すとなんだこの筋書き~って気持ちになる。けど観てるときはそれを感じさせない画の強さ好き 多分鈴木清順が好き

人物、各々抱えてるものがデカすぎ
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