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婉(えん)という女のmhのレビュー・感想・評価

婉(えん)という女(1971年製作の映画)
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40年近くの幽閉生活を送った女医、野中婉の一代記。
独立プロ名画保存会が出してる映画はすべてが労働問題や貧困問題、イデオロギー闘争ばかりだと思っていたので、普通の時代劇で驚いた。
冒頭、雷のアニメはいかがと思った。
邦画のエロは苦手なんだけど、これはそんな苦手じゃなかった。
40代だけど若くみえるという設定に、岩下志麻はぴったり。
北大路欣也との恋愛成就を誰もが思うだろう展開で、ラストのスライドが鮮やかだった。さすが今井正、映画だったらこうでなくてはね。
面白かった。
mh

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